dekunoboukunのブログ

うつ病発症から労災認定それから

うつ病は誰にでも起こる病気なの?  ~ポンコツ男のニート生活~23

なって初めてわかること

1. 発病前までは

  そもそもノー天気に生きてきた僕には無縁なことで精神的に辛いことや

  嫌なことも「済んだこと」と割り切り自由気ままに生きてきました。

  僕は周りのうつ病になった友達にも「悩んでも仕方ない、なるようになるさ」

  と言い続けていました。未来に向けて「前進あるのみ!」でしたから。

2. 転機が訪れる

  友達の勧めで転職を決意しました。企業規模も大きく年齢的にもこれ以上の

  会社に就職することは無いだろうと腹をくくりました。

  入社1週間で仕事内容、会社のルール、研修、、、会社が大きいと社員管理も

  大変なんやなって軽くこなしました。同僚の人も優しく僕はすんなりと溶け込んだ

  気がしました。

3. そして身体に異変が

  入社半年で身体に蕁麻疹ができるようになり残業、休日出勤もピークを迎えていま

  した。月に140時間の残業をするなど馬車馬の如く働きました。

  蕁麻疹は出たり、消えたりを繰り返し健康診断でも特に異常はなかったので

  気にしませんでした。

  入社から2年目に頻繫に目眩、立ち眩みを起こすようになり収まる気配が無いので

  検査を受けました。「異常なし」ん?僕の身体はどうなってるん?

  それから半年間、症状はあるものの残業時間を自分なりに工夫して100時間前後

  抑えました。

4. ついにうつ病と発覚

  妻に一度、心療内科に行った方がいいのでは?と言われました。

  内心「俺が精神的に異常なわけないやん」と、、、

  行った結果がうつ病ですね」はぁ?自覚なし  です。。。

  仕方なく処方箋をもらい会社を休職。1ヶ月も休んだら治るやろって、、、

  甘かったです!胸やけ、嘔吐が頻繫に起こるようになり、ついには

  過呼吸発作まででる始末。マジか、、やばくなってきたなぁ、、、

  救急搬送で即入院。えーこれからどうしろと、、、お先真っ暗、、、

5. こんなに苦しいなんて

  ここから僕の精神は坂道を転がるように悪化。主治医曰く「会社のストレス、

  長時間労働が原因ですね」それくらい分かります。

  散々マスコミで問題視されてましたから。早く直して働きたい!が本音です。

  でも身体が拒絶反応を起こし体調は一向に回復しません。

  そぅ悩んでないつもりがすごく悩んでいたんです。。。それを自分が受け入れず

  身体が受け入れてたんです。。。ここにきてやっとうつ病が理解できたんです。

  僕の今までの発言を振り返り自分にあてはめたら「そんな考えにはなれない」

  気持ちが分かりました。うつ病を外から見てきた自分とうつ病を内から見た自分

  性格が真逆になりました。陽気で社交的な自分はもういません。

6. まとめ

  発病から3年目に入りました。今では周りの人たちに支えられて何とか

  社会復帰を目指しています。偏見的な人もいますが気にしないで自分の人生

  楽しめるように前を向きましょう。

  本日はここまで。ご愛読ありがとうございました。